2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

駅前のTSUTAYAで『The Sheltering Sky』(Amazon)を偶然見つけ、迷わずレンタルした。 この映画のテーマ曲はRyuichi Sakamotoの全作品の中でも五指に入ると言いたいぐらい大のお気に入りで、もう数え切れないぐらい聴いてきたが、映画は一度も観たことがなか…

論文チェック: ・井島正博(1991) 「可能文の多層的分析」仁田義雄(編)『日本語ののヴォイスと他動性』くろしお出版. 随所に「へぇ」な箇所があった。英語学畑のワタクシにはとても新鮮な事実満載。ヒントになりそうな気配漂う記述も何箇所か。

K1、終わりの二試合だけ観戦。 ボビー・オロゴンの素人っぷりにはちょっと引いたが、やはり潜在能力というのはすごいなと。あと、武蔵とフェイトーザの試合。同じ空手家同士ということもあって、力と技が完璧にかみ合った、かなりの好試合。武蔵は本当に強く…

池上嘉彦『記号論への招待』 を読み始めた。(おいおい、今頃かよ?と言われそう・・・) 「生き神」(池上)先生の著作は久しぶり。見事な文体に改めて感服します。

先日コピーをとった論文をパラっと読む。 Paradis, Carita (2004) "Where Does Metonymy Stop? Senses, Facets, and Active Zones," Metaphor and Symbol 19(4), 245-264. きちんと整理されていて、着眼点もおもしろかった。けれど、いかんせん例が少なくて…

採点しながら、久々にグールドなんて聴いた。

landmark

前期試験の採点→成績評価。 いつもながら、ボーダーラインの設定に悩む。

僕は元々、映画などを観て涙を流すほうではなかったのだけれど、 近年は少し歳をとったのか、涙を流すことが多くなってきた。 ・記憶に新しいのは『ロード・オブ・ザ・リング―王の帰還』の、ラストに近い戴冠式のシーンの中の、あのシーン(←観たことある人な…

Nice day

特に大きな問題もなく、いろいろなことが円滑に進んだ、と一日の最後に思えた日。 悪くない。

高橋悠治が弾くJ.S.BachのChaconnne(arr. Ferrucio Busoni)(→Amazon)を聴いていると、論文や仕事が異様に捗る。精神状態が安定し、意欲も向上し、何でも確実にこなせる気分になる。素晴らしい。欠かせない音楽。もはや自分の一部になっている感がある。

プロシーディングス原稿書き終わった。全体として随分怪しく、ところところ「ぶっ飛んだ」代物になった。やれやれ・・・。 Jackendoff(1972)を読んでいるとFillmore(1968)を再読する必要が出てきた。 古典は、なんというか、香り高く、気品が漂っているなあ。

素人のくせしてサッカーについてしつこく書く(笑) ピッチ上での暴言・罵倒などが「認められるようになってきた」などという考え方には、厳然と反対したい。 いや、実際に暴言が飛び交うのは仕方ないこと。問題は、それを「認めて」しまうこと。「それは言っちゃ…

ここ数ヶ月で気づいたのだが、僕は疲れていると、「言うべきでないことを言い、言うべきことを言わない」という普段から少しある傾向に拍車がかかるようである。この歳からから修正が効くだろうかと少々不安も感じるが、なんとか改善したい自分の一大欠点だ。

前期試験終了。スッキリである。それにしても帰りしな、鬼のような暑さだった。今日で長袖のワイシャツ着ないといけない日が終わってほんとに助かった・・・。8月も授業あったりしたら確実に倒れてる・・・まあとにかく半袖を買えっちゅう話なんですが

シリーズ:「思い出深い本」① 尼ヶ崎彬(1990)『ことばと身体』勁草書房(アマゾン) 右も左も上も下も前も後ろもわからないM1の頃、ふとしたきっかけで出会い、食い入るように読んだ。 キーワードは、レトリック、カテゴリー、「わかる」とは?、身体的意味な理解…

オフ

だめなオフだった。日中にできたことは買い物とちょっとだけ掃除とSummer Schoolのシラバスチェックぐらいのもの。嗚呼、夜行性は改善できないまま・・・悲

例の事件、処分が決まったようだ。 マテラッツィにも処分がくだったようだ。 不運だったと同情しないでもない。 相手がジダンで、しかもW杯決勝かつ引退試合だったわけで。 フランスからは大規模な猛反発を受けてしまったわけで。 まあ、仕方ないと思う。 こ…

「一日30時間あったなら!」みたいなことを言ってしまうのが人の性(サガ)だが、果たして本当に30時間になったとして、我々は増えた6時間をどのくらい有効に使うだろうか?(もちろん、自分だけが30時間になって他の人は24時間のままになった、という設定。全員3…

学。

海外大学院にとびたつ院の後輩の送別会(壮行会?)があった。 留学。夢があるよな。行ってみたい。 でも、「行ってみたい」というだけで行くのもどうかと思わないでもない。 まあ、ちょっとした可能性は探ってみようかと思ったりもした。 ↑軽い文体だな・・・笑

上述のアリーのセリフを聞いて、「男女の間に友情は成立するか」という、昔からよく見聞きする問いを思い出した。これほど人によって意見がはっきり分かれるものも珍しいんじゃないだろうか。サンプル数は多くないが、今までの人生で聞いた限りではこの問いに…

あらためて、前奏曲、すごいと思った。ショパンもすごいし、マリア・ジョアオ・ピリスもすごいと思った。音の硬さ、テンポ、緩急のつけ方、どこにも何のよどみもない完璧な演奏。ホロヴィッツとかとは全然違う魅力だな。

夕食後、「Ally McBeal」を二話分ほど観た。反則的におもしろい。ただのコメディではない。立派な、立派過ぎるほどのヒューマンドラマ。いろんなことを考えさせられる。 そしてもちろん、セリフもいい。今日いいなと思ったのはアリーが元恋人ビリーに言った 「O…

オフの一日。授業もなく、仕事もない。 12時に起床も、とりたててだらけることなく日が出ている間にプロシーディングスを半分ほど書き上げる。 近年の傾向を鑑みると、これは奇跡に近い。こんなところで余計な奇跡を使ってしまわず、もっと大事な局面にとっ…

前期授業が着々と終わってゆく。 昨日はO先生のゼミが終わり、今日はG大H先生ゼミが終了。気がつけば、目下のタスクは月末締切のプロシーディングスのみに。(やれやれ) できれば今週中に書き上げて、ドイツに向けていろいろ仕込みを始めたいのだが…(淡い…

演習でレビュー。 Landau, Idan (1999) "Psych-adjectives and semantic selection" The Linguistic Review 16, 333-358. PROとかOpとかは出てくるけれど(キツかった…)、意味に関しての鋭い観察も多分にあって、とてもためになった。良い論文というのは、領…

恵みの雨

めっちゃくちゃ雨が降りまくりの一日だった。 しかし、お陰で気温が上がりすぎず、いろんなことが(自分の中では)冴えた。 さて、明日は演習。前期のヘビータスクの幕引き。 終わったら自分のことすっぞ〜!!! Jackendoffおもしろい。 時代を遡れば遡るほど…

中田英寿の引退特集番組を見た。 一番印象に残ったのは、 ・「怪我をしていて…」「体調が悪くって…」とか言うぐらいなら初めからやらなければいい。 ・『頑張る』とか言わない。それはプロとして当たり前のこと。 という趣旨の発言。 プロとして、全力を尽くすの…

珍しく、計画通りにノルマをこなせた。18日の発表準備が95パーセント完了。 中田に感謝(笑) さて、明日はプロシーディングスとJackendoff。

イタリアという国そのものには失望していないけれど、イタリアのサッカー観に失望した。 ジダンの頭突き行為には失望したけれど、ジダン自身には失望していない。 - イタリア・サッカーへのいろいろな批判は、優勝という結果で払拭されたと考えている人は(…

『ウィーン・コンサート』いいよ。 『ケルン・コンサート』よりずっといい。 誰か同意見の人いないかな…