先日コピーをとった論文をパラっと読む。


Paradis, Carita (2004) "Where Does Metonymy Stop? Senses, Facets, and Active Zones," Metaphor and Symbol 19(4), 245-264.


きちんと整理されていて、着眼点もおもしろかった。けれど、いかんせん例が少なくて。あと、名詞の意味はこれでいいけれど、形容詞とか動詞の意味はどうなるんだろう?という疑問が残る。しかし、「動詞の意味論から名詞の意味論へ」という志向を持った人にはウケが良さそうで、その意味でファッショナブルだとも言える。Pustejovsky(1995)の影響力はすごいな、と改めて実感。