2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

昨日のことだが、珍しく同僚のF氏から内線がかかってきて「お昼どうでしょうか」と。しかも僕の研究室で、と。「何かありそうだなぁ」と思っていたら、案の定、「George Lakoffの業績および認知意味論について簡単にレクチャーしてください」というtall orde…

Searleの「Expression and Meaning」はとても良い。ある意味「Speech Acts」よりも、良い。鮮やかな語り。いろいろなことが綿密に、段階を追って整理されてゆく。fictional discourseの章はF氏に読むことを勧めることにした。

あらためて。ゴーストライターアーティスト: 柴田淳出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント発売日: 2009/11/04メディア: CD購入: 4人 クリック: 74回この商品を含むブログ (34件) を見るこの作品、ファンの中にはあまり好まない人もいるようだ。意外。…

John L. Austin(1962)が読めたので、あらためてJohn R. Searleへ。Expression and Meaning作者: Searle出版社/メーカー: Cambridge University Press発売日: 2008/01/12メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (1件) を見るMind, Language And Societ…

Austin(1962)読了。この「なるほど、ここからこう始まったのか」という感じはとても大事な気がする。あとは、「Austin(1962)はひと通り読んだと自負したい」というスノッブ的欲求も満たされた。 それにしても…この本のなかで(おそらく唯一)あまり評判の良…

久々にこれ↓を聴いた。深すぎて濃すぎてクオリティ高すぎの曲が20連発。倒れるかと思った。UF (映画音楽集)アーティスト: 坂本龍一出版社/メーカー: ワーナーミュージックジャパン発売日: 2002/10/23メディア: CD購入: 1人 クリック: 24回この商品を含むブロ…

研究会に備えて、久々にRonald W. Langackerの論文を読むぞな、もし。

・成績処理が終わってホッと一息…と思いきや、紀要校正が忘れた頃にやってきた。

Austin(1962)を読みながら、とりとめもなく考えた:・「あなたを愛しています」という言葉は、illocutionary act(=愛の告白)とperlocutionary act(=聞き手への心理的影響、およびその後の行動への影響)の両方が間違いなく関与するが、その比重のバランスが…

・来年度の語学授業の担当予定表がやって来た。今年度より数も減り、種類も減る。これはラッキーということなんだよね…?・その代わり、専門科目が増えるけどね…。・何の委員が割り当てられるのかな…ドキドキ。

・Austin(1962)は自分の英語力を量るのにもちょうど良いかもしれない。ところどころ、かなり難しい。・なぜか『若きウェルテルの悩み』にも手を出し始めた。もう収拾がつかない。同時に読んでいるものが多すぎて、どれも全然読み終わらない。

・『単純な脳、複雑な「私」』読了。凄い本でした。圧巻。・Austin(1962)、凄すぎる。ひとつひとつの言葉の重みが半端ではない。もっともっと早くに読もうとすべきだった。

最近読了: ・『草枕』(夏目漱石) ・『日本辺境論』(内田樹) ・『モードの迷宮』(鷲田清一)今、読んでいる: ・『単純な脳、複雑な「私」』(池谷裕二) ・『顔の現象学』(鷲田清一) ・『斜陽』(太宰治) ・Expression and Meaning (John R. Searle) ・How to D…

こういう一致(共通性)を見つけ出すとなんだか得をした気分になる。 世に住むこと二十年にして、住むに甲斐ある世と知った。二十五年にして明暗は表裏の如く、日のあたる所には屹度(きっと)影がさすと悟った。三十の今日(こんにち)はこう思うている―喜びの…

「Sky High」(FreeTempo)を自宅で聴くとつい踊りだしてしまう。我流で勝手に、気持良く踊っている。比喩ではなく、本当に。踊ることが元来好きなのか。そして踊りながら時々思い出すのが、村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス』の中の一節: 「踊るんだよ」羊…

自由に何かについて書いて良いと言われれば、間違いなく「美」をテーマに選ぶ。「美しい」という感じることが生きるうえで最も尊く大切な経験だと、いつもどこかで思っている。

今日も雪だった。昼過ぎにやみはしたけれど、夜、帰宅するときには雨と雪の中間的な物体(シャーベット状で非常に冷たい)が降っていた。

日本語と日本語論 (ちくま学芸文庫)作者: 池上嘉彦出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/09/10メディア: 文庫 クリック: 9回この商品を含むブログ (11件) を見るこの本の中で最も私を惹きつけたのは、「説明されない美は、私を苛立たせる(Unexplained beau…

僕は間違っていました・・・福岡は雪国でした。

博多の紀伊国屋で衝動買い。モードの迷宮 (ちくま学芸文庫)作者: 鷲田清一出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1996/01/01メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 73回この商品を含むブログ (37件) を見る斜陽 (新潮文庫)作者: 太宰治出版社/メーカー: 新潮社発売…

・読まねばならない本が大量にありすぎて困る。・集めて整理せねばならないデータがありすぎて困る。

コーヒー豆とミルを買ってしまった。もう後戻りはできない。

歯医者にて。治療前に院長から、しおらしく丁寧なお辞儀とともに「あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします」と言われ、非常に複雑な気持ちになった。illocutionary forceの妙。

The world is echoedアーティスト: FreeTEMPO出版社/メーカー: インディーズ・メーカー発売日: 2003/07/12メディア: CD購入: 2人 クリック: 25回この商品を含むブログ (109件) を見るやっぱりSky Highは完璧。あとは、New Daysも好みです。気持ち良すぎる。

買っちまった。Investigations in Cognitive Grammar (Cognitive Linguistic Research)作者: Ronald W. Langacker出版社/メーカー: Mouton De Gruyter発売日: 2009/07/31メディア: ハードカバー クリック: 6回この商品を含むブログ (8件) を見る地元で開かれ…

それが紀要論文なのをいいことに(というのもどうかと思うが…)、自分の中のある種の嗜好(志向?)を極限まで突き詰めたような短い論文を書いてしまった。まあ、時にはこういうことをしておくことも大事、ということで…。

(新規カテゴリーを作ってみた) 家庭を第一に考える。仕事も、研究も、すべて家庭のために。

学科、コース内の企画へのポジティヴな参加。先手必勝。

毎日、英語を使う。できればもう一つぐらいの外国語を、初学者の心で。

・毎日少しずつでも良いから、文献に目を通す(古いものと新しいもののバランスを意識する)。 ・これまで考えたこともなかったことにも、ためらわずに取り組んでみる。