シリーズ:「思い出深い本」①


尼ヶ崎彬(1990)『ことばと身体』勁草書房(アマゾン)


右も左も上も下も前も後ろもわからないM1の頃、ふとしたきっかけで出会い、食い入るように読んだ。
キーワードは、レトリック、カテゴリー、「わかる」とは?、身体的意味な理解、等など。認知言語学に入門したい人ならば必携(の一つ)ではないかと思う。哲学的な議論などに関して、LakoffとかJohnsonとかをいきなり読むのはちょっと・・・という人にはもってこいではないだろうか(事実自分がそうだった)。


この程久々に読み返し、自分のアイデアや発想に対するこの本の影響力はいまだ計り知れないと思った。


いやはや「序」からして、もう最高である。You can't simply put down this book!