思いつき

無矛盾でいることはそんなに美しいことなのだろうか。 一貫性を欠いていることにも美が宿ることはないのだろうか。 僕は、あるような気がする。

良く考えたら「仕事」と「研究」とカテゴリを分けているのはちょっと変かもしれない。一応、研究も仕事なのだから。

実は、少し前からmixiも始め、そちらでも別途日記を付けているのだけれど、 そうとは意識しないうちに、内容が書き分けられているような気がしてきた。こっちは、音楽や本、映画など、趣味全般。 あちらは、言語学色がかなり濃くなりつつある気がする。こう…

アマゾン等で本のレビューを読んでいたら、たまに「これは文学ではない」という論調がある。 否、文学に限らず「これは○○ではない」という形で何かを評価することって、 そんなに安々とできるもんなのだろうか・・・? たまに研究の業界でも「これは○○学じゃない」…

何かについてとてつもなく知っている、というのは格好いいと思うようになった。 いわゆる「マニア」と呼ぶべき人々。 案外、自分は「マニア」というほどの人間ではないなと思う。 たとえば坂本龍一氏とその音楽は結構好きだが、 コンサートは欠かさず行っている…

慢性疲労症候群を境に、キースジャレットは変わってしまった、というのが大方の見方のようだし、僕もそうだと思う。若い頃のようなエネルギーはもう再現できないのだろうなとも思う。 でも、当たり前のことだけれど、今の年齢になったからこそ発揮されている…

ブログの書き方は千差万別。適当に挙げてみると、 ・特定のジャンルの情報のみをひたすらアップする(情報内容の固定) ・情報のジャンルを選ばず、とにかく何かに対しての個人的見解を書き続けるもの(情報源の固定) ・自分の内面にある事柄を日々書きつける(…

僕は少々アレルギーがあるので、人より頻繁にくしゃみをする。数年前に判明したことであるが、どうやらハウスダストというやつらしい。 確かに、屋外ではほとんど何もないのに、室内にいる時にしょっちゅう鼻をかまないといけない。だからティッシュを欠かせ…

否、僕は数字の計算が「超」がつくほど苦手だっただけで、論理的な思考法そのものは好んでいたかもしれない。 理屈っぽい文章を書いたりするのは大好きだった記憶がある。高校の卒業文集に寄せた文章の冒頭で「…でないとは言い切れない」だか「・・・がまったくない…

バスにうっかり傘を置き忘れた。 でも、骨もガタガタだったし、かなり長い間使ったものだったから、まあよしとすることにした(運転手さんごめんなさい)。それはそうと、ちょっと気になった。 一体、この「置き忘れ」をaffordしたのは何だったのだろう?(←お前…

靴を買わないと・・・あと、服も。

誰のことも批判しないで生きることはできないのかもしれない。 誰のことをも安易に批判するまいと心に決めている人でも、 誰のことをも安易に批判する人のことは批判したくなるはずだ。

生真面目であるという自覚はないが、変なところで変に生真面目になりすぎる性分が、時として裏目に出ているようだ。例えば、ハンドアウト作成でも、「先行研究の検討」という節を必ず設け、そこに関連する先行研究を全部放り込まねばならないとどこかで頑なに…

ドイツは自分に合った国だと思った。あのドライな生真面目さがなんとも心地よい

「一日30時間あったなら!」みたいなことを言ってしまうのが人の性(サガ)だが、果たして本当に30時間になったとして、我々は増えた6時間をどのくらい有効に使うだろうか?(もちろん、自分だけが30時間になって他の人は24時間のままになった、という設定。全員3…

上述のアリーのセリフを聞いて、「男女の間に友情は成立するか」という、昔からよく見聞きする問いを思い出した。これほど人によって意見がはっきり分かれるものも珍しいんじゃないだろうか。サンプル数は多くないが、今までの人生で聞いた限りではこの問いに…

権利を主張し獲得する能力には長けているが、獲得した権利の行使の仕方を何も分かっていないというのは、はっきり言って罪悪に近い。そういう手合いに限って、自分の無能さを棚上げして、権利の行使がうまくできないのを、別の権利が与えられていないことの…

中田英寿=サッカーの(本当の意味での)「エリート」。ジダンのフランスの試合=聖戦