アマゾン等で本のレビューを読んでいたら、たまに「これは文学ではない」という論調がある。


否、文学に限らず「これは○○ではない」という形で何かを評価することって、
そんなに安々とできるもんなのだろうか・・・?


たまに研究の業界でも「これは○○学じゃない」とか自信満々に断言する人とかいるけれど、
僕はそこまではとても言えないなぁ。
(というか、そういうことを言った時点で自分が猛烈に知的に矮小化してしまう気がする)


認○言語学をやっていると、こういう考え方になるのかなぁどうしても(笑)


その昔(多分高校時代)、二人の友人に『1996』を時期を違えて貸した時、一人は「すまんが彼の才能は俺にはわからん」と言い、もう一人は「曲じゃないみたいなようわからん曲(十中八九「1919」のことだ)があった」と言った。


これほど素晴らしい音楽はないと思っていただけに、どちらの言葉にも少し肩を落としたが、


僕がどちらの友人に好感を持ったかは言うまでもないことである。