研究

いつもながら、校正作業というのは楽しくない。あれほど読み返したのに、「この文、一から書き直したい・・・」というのが必ず何カ所か見つかってしまう。

・こないだの認知言語学会: 発表自体はイマイチだったけれど、知り合いが増えたのは良かったです。・出張確定>11月の言語学会 理由は、妻が研究発表するから。僕は妻の発表を聴きに行くと思われます。(妻は僕の発表を聴きには来ませんでしたが・笑)・今…

半分は現実逃避なのかもしれないが、ふと思い立って自分の経歴や業績を整理整頓し直す。こうして見ると、けっこう真面目にいろいろやってはいるものの、「攻め」の姿勢がまだ少し足りていない気がする。とりあえずは、英語で論文を書かねばならぬ。

日曜日であろうと、季節外れの猛暑日であろうと、何の関係もなく発表用のスライドを作らねばならない。

・福岡認知言語学会に行った。研究から遠ざかるばかりの日常にあって、こういう機会は本当に貴重だ。・会で知り合ったB先生から"Where did you learn English?"と尋ねられた。僕ならhowで聞くところ。そして、やや答えに窮してしまった。オーストラリアに半…

小さな、しかし確実に終えたかった仕事がひと段落。やれやれ。 しかし、発表の予稿集用の原稿がヤバい…汗

9月の某学会で研究発表できることになった。日本で単独での学会発表は約4年ぶりです。しかも(しかし?)英語で。

地味すぎるほど地味な仕事だが、とりあえず無事に片付きそうな見通し。地味な仕事でも疎かにせずきっちりと積み重ねていくことが重要なのは言うまでもない。

研究室に備品の本棚が入った。お陰でようやく研究室らしくなってきたような気がする。

あるネタについて、最初の着想から早5年近く経ってようやく「ああ、なぜこんなことに今まで気づかなかったのだろう?!」というようなことに気付いた。せめてあと2年早く気付きたかった。ともかく自分の中ではこれで、(小さいものではあるが)一つの決着が…

「そうだ、研究も仕事だったんだ…」というぐらい、最近は研究ができていなかった。来月にはいくつか締切を抱えているので、いい加減シフトチェンジせねばならない。

英語史、形態論、音声学といった、院生時代にあまり力を入れて勉強しなかったものを今頃になって、初学者の心で学んでいる。どれも、とても面白い。・・・そんなことばかりもしれられないのだが。自分の論文をさっさと書いていかねばならないのだが・・・。

一昨日のこと。福岡認知言語学会に途中から参加した。とても居心地の良い会だった。参加するよう気さくにお声をかけてくださったO先生が「musicienさんのメールアドレスを探してたら、ブログを見つけて、読んじゃった(笑)」と・・・。その後、「最近○○とい…

精読しながら、時々原典を当たりながら。認知構文論―文法のゲシュタルト性作者: 山梨正明出版社/メーカー: 大修館書店発売日: 2009/03/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (13件) を見るとりあえず「オンライン文法」とHopperの…

明らかに院生の頃よりも勉強している(できている)。これは一体どういうことだろう?大学の仕事で何か重大なミス(忘れもの)をしていやしないだろうか…

最近、勉強ばかりしている。独自の研究もそろそろあたためていかねばならない。

昨日のことだが、珍しく同僚のF氏から内線がかかってきて「お昼どうでしょうか」と。しかも僕の研究室で、と。「何かありそうだなぁ」と思っていたら、案の定、「George Lakoffの業績および認知意味論について簡単にレクチャーしてください」というtall orde…

研究会に備えて、久々にRonald W. Langackerの論文を読むぞな、もし。

Austin(1962)を読みながら、とりとめもなく考えた:・「あなたを愛しています」という言葉は、illocutionary act(=愛の告白)とperlocutionary act(=聞き手への心理的影響、およびその後の行動への影響)の両方が間違いなく関与するが、その比重のバランスが…

自由に何かについて書いて良いと言われれば、間違いなく「美」をテーマに選ぶ。「美しい」という感じることが生きるうえで最も尊く大切な経験だと、いつもどこかで思っている。

・読まねばならない本が大量にありすぎて困る。・集めて整理せねばならないデータがありすぎて困る。

それが紀要論文なのをいいことに(というのもどうかと思うが…)、自分の中のある種の嗜好(志向?)を極限まで突き詰めたような短い論文を書いてしまった。まあ、時にはこういうことをしておくことも大事、ということで…。

・毎日少しずつでも良いから、文献に目を通す(古いものと新しいもののバランスを意識する)。 ・これまで考えたこともなかったことにも、ためらわずに取り組んでみる。

・紀要論文を書いた。共著1本、単著2本。 ・Searleとか読んでみたりした。 ・新しい研究を始めた。

・サールの「Speech Acts」がようやく終盤にさしかかってきた。とてもスリリングな著作。次は「Expression and Meaning」に行く。「Intentionality」の続きはその後までとっておく。・こう来れば、Austin(1962)も読まずにはいられない。・次はJespersenのPhi…

語用論学会: ・件の発表ではあまり「熱く」なれなかった。残念。非常に悪い意味で予想どおりの内容…(予想を裏切ってほしかった)。これから自身のはまっている陥穽に気づき、脱皮されることを期待します。・Nさんの招待発表にはいろいろインスパイアされる…

語用論学会、二日目しか行けないけれど、無理して二日目だけ行くことにした。私が何年もかけて取り組んでいたテーマでの発表があるものだから(こんなことは滅多にあることではない)。しかも、公開されているアブストを読む限り私の研究はご存じないようだ…

けっこう琴線に触れる論文に出会った。数年前から放置していたプロジェクト、再スタート。

とある授業で扱っている内容を土台に一つ論文まで持っていくことを思い立つ。かなり小さくまとまった話にはなるだろうけれど。

サール。Intentionality作者: Searle出版社/メーカー: Cambridge University Press発売日: 2008/01/12メディア: ペーパーバック クリック: 5回この商品を含むブログ (2件) を見る一年以上前に放り出していたのだが、再チャレンジ。前よりはよくわかる。でも…