NHKラジオ講座
杉田先生が大好きなので「ビジネス英会話」だけを残して続けていたのだが、直前にやっている「英会話上級」の再放送の終わり部分を何回か聴いているうちに興味が湧いてきて、4・5月号を一度に買った。4月号の放送終了分を読んでみると、果たして面白かった。「日本人は誰もが英語を学んでいるけれど、まともに英語を話す人がぜんぜんいないのはなんで?」というようなことをスキット内の外国人が言っていて、可笑しかった。そういう指摘は何度もあったけれど、それを英語にしてそのまま学習教材にしている、というところに何ともいえない滑稽さを感じる。

確かに、外国語学習は、動機がなければ本当に進まない(動機があっても、思うようには進まないしね)。
自分の動機を考えてみた。

①英語で書かれた論文を読んて英語で論文を書けないと、存在の危機に陥る。
②専門的な内容を英語を聴いて話せないと、海外で自分の業績を発信できない。
③英語ができないと、仕事が無い。
④英語がしゃべれないと、早々に就職している友人たちに「院に残ってしかも英語がらみの研究してるのに、英語まともにしゃべれないの?」と嘲笑される。

おそらく、これが動機の強さの理想的な順番なんだろうけれど、実際のところは、④>③>②=①ぐらいの認識でいる自分に気づく。結構、「見栄」が重要な役割を果たしているのである(笑)