・Jackendoff(1983)が最終章にさしかかっている。
これを読むと、この人は83年の時点で既に単なる「言語学者」を完全に超えた所に立っていたということが如実に伺える。少し語り口を違えてはいるものの、プロトタイプカテゴリーや概念メタファーなど、今の認知言語学における重要概念がかなり紙面を割いて論じられている。実は認知言語学徒にとってこそ必読書なのではないだろうか・・・?