来年度のある授業の教科書に指定したので、ちゃんと読む。

認知文法のエッセンス

認知文法のエッセンス

・他の著書でも感じたことだけれど、瀬戸賢一氏の文体は独特で、妙に格好いい。「語は、しばしば意味的履歴を伴う。消すことのできない過去のように。」(p.121)とか、思わず「ほぅっ」となる。思わず、「文体的価値」とでも呼ぶべき何かに思いを馳せてしまう。

・認知文法はいまだによくわからないところがいくつもある。この原因が、自分の言語観に合わないからなのか、理解がまだ及んでいないだけなのか。

センター試験の監督。人生で二回目の経験。初日に当たらなくて(=英語リスニングを免れて)よかった・・・でも、やっぱり疲れる。
試験中は研究室でさえ出入り禁止だが、終わったのでそのまま研究室に行き、こまごました仕事を洗いざらい片付けていく。

晦日に実家で見つけた小沢健二のアルバムを、15年ぶりくらいに聴く。

LIFE

LIFE

「ああ、この人は天才だったのか」と思った。*1
当時は全然わからずに漠然と聴いていたなぁ。勿体なかった。これから
ちなみに、個人的に一番凄いと思うのは「おやすみなさい、仔猫ちゃん」。←ちょっと変わってるかなw

*1:Amazonのレビューを見て驚いた。60件中、57件が☆5つで3件が☆4つ(2012年1月9日現在)。ここまで圧倒的な評価は初めて見たかもしれない

移動中、新幹線でこの2冊を交替読み。

心と脳――認知科学入門 (岩波新書)

心と脳――認知科学入門 (岩波新書)

Down River

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