・「あなたの英語にはやや妙な癖があると思っていたが、それが『やたら効きすぎている高低アクセント』のせいなんだということに気づいた」と(日本人に)言われた。畢竟、ドイツ語っぽいのである。少し前にイギリス人の先生に「ドイツ人みたいな英語話すね。君、ドイツ語喋れるんじゃない?」と言われたことをやや半信半疑に思っていたのだが、やはり本当にそうなのかもしれない。確かに自分史を振り返ると、ことスピーキングに関しては英語よりもドイツ語の方ができていた時期がある(これ、前にも書いたような…)。ドイツ語の継続的な学習をしなくなってもう5年ほど経つのだが、最初に鍛えた外国語というのは結構残るようだ。


・エッセイの返却があるというので意気揚々と学科の事務に取りに行ったら、まだ来ていないということだった。おかしいなと思って受講者用サイトをチェックしたら、遅れてゴメンというメッセージが午前11時に出ていたorz

そのメッセージ、単に「遅れてゴメン」という一言で済むはずのところ、授業の内容に絡めて非常に凝った書き方をしていた。お世辞にも成功している(って何に?)とはいえないが(少なくとも私は一瞬目がテンになった)、その情熱と惜しみない努力に敬意を表して、以下に私なりの日本語訳を記しておく。(まさかこれで著作権云々されることはあるまい)

(※ある読者から、「原文あったほうが面白いんじゃないか」という指摘があったので、そうしました)

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I'm dreadfully sorry all, but the syntax essays weren't returned to the office on Friday (and now you're thinking, "Hmm, passive, removal of agent, lecturer denying responsibility for action." And you'd be right. But it's nice to know you're applying what you've learnt in syntax already...) I'll put the essays in the mail, and they should arrive in a day or so. Sorry for the inconvenience.

みんな、ほんっとにゴメン。Syntaxのエッセイ、先週金曜日にオフィスに返却されなかったの(今みんな思ってるよね「ほう…受動態を使ってるな。動作主の除去。先生は責任逃れするつもりだな」って。うん、その通りかもしれない。でも、みんなが早速Syntaxの授業で学んだことを応用してくれていると思うと嬉しいな。)みんなのエッセイは今日郵便に出すから、一日か二日で着くと思う。不便かけてごめんね。

(注:Syntaxというタイトルの講義でした)

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・昨日に引き続き、素晴らしい天気。雲ひとつない晴れ。日光は暑すぎず、風が冷たく気持ち良い。こんな日は自炊するに限る、ということで久々にキッチンへ。


・久々に自作の夕食をとりながらのんびりMSNを見ていたら、週刊文春の「女が嫌いな女」ランキングの2007年版についての記事があった。
沢尻エリカ氏が堂々の一位を獲得したらしい。何も不思議はない。
ついでに長澤まさみ氏も10位にランクインしたらしい。これも不思議はない。男性に対してアピールがありすぎる女性は、女性から嫌われると相場が決まっている。むしろこれまでそれほど嫌われていなかった方が不思議なくらい。私も自分がもし女性だったら、好感を持っていたかどうかわからない。


・それはともかく、嫌いな理由で、あるインタビューの様子を見て「裏表があると思った」というものがあった。裏表なんて誰にでもあるんじゃないのかなぁ、なんて思う自分は映像メディアに夢を求めていなさすぎるのだろうか。あるいはこれは「裏表があることがわからないようにする努力をしているように思えない」という意味なのだろうか。それならまあ分かる気もするが。


詩人のコピーライトについて(内田樹の研究室)
読んでうなりました。