文献の充実ぶりに感激してはや一週間。
とあるDissertationに首ったけである。
いまから30年以上も前に書かれたもので、
理論的な枠組み等は当然その時代のレベルのものなんだけれど、
まあなんとも、観察が優れている&データが充実している。
しかも、英語の、補文をとる形容詞、というマイナーな領域。
これにここまで包括的に真剣に取り組んだ人、本当に少ないよな・・・。
今は自分はこの中のほんの一部しか扱えていないけれど、
将来的には全部をなんとか意味の観点から説明したい。
そんな夢を見ながら今日もちょこちょこ読んでメモを取るのであった。


そんな自分の超ミクロな研究とは対照的に、金曜の授業は本当に視野が広がる。
Typology、Areal Linguistics、Language Contact等々の問題を基本的なところからしっかり教われる。
当然ながらH大ではこの手の講義は受けれたためしがなかったので
心底楽しみながら聴いている自分がいる。


ちょうどいいバランスが保てている・・・ような気がするなぁ