非常勤。今日は、プレイスメント・テストだった。大教室で一斉に受けるので、普段同じ水曜の2・3限を担当している教師一同が、監督に当たった。
それはそうと、Bill(Williamという名前用の愛称ですね)がとても陽気だった。顔を見るなり「やぁ〜、元気?ハッピーニューイヤー。また君に会えて嬉しいよー」と右手を挙げながら近寄ってきた。以下、記憶に基づいて、日本語だとこんな感じだろうなという再現。

M「あ、散髪した?」
B「(とぼけて)いや、してないよ?」
M「ええ、ホント?でも去年よりカッコイイよ。」(B「いや、嘘。行った(笑)」←オーバーラップ)
B「サンキュー♪散髪代は高いよね。僕は年に4回くらいしか行かない。で、行ったときはかなり短く切るんだ」
M「たったの4回?!」
B「いや、それは言い過ぎたかな笑 ところで、ホリデーはどうだった?」
M「実は、ちょっと風邪引いちゃってね・・・」
B「おー、それ、僕のワイフと同じだね。彼女が体調崩したから、彼女の実家に行くのも中止になったよ。で、旅行とかはしなかったの?」
M「ぜんぜん。風邪ひいてたし。どっちにしろそんな計画もなかったけどね。」
(中略)
M「年頭のresolutionとか、決めたりした?」
B「いーや、とんでもない。僕は元旦にそういうのを決めても、二日目にはすぐに破るだろうからね。そんなことしてもfruitlessなんだよ(爆)」
M「僕も同じかも(爆)」

・・・
実感したこと。
①Billは(おそらくは多くのアメリカ人がそうであるように)相当陽気で、ジョーク好きである。
②日本語が苦手なBillは基本的に講師控え室での話し相手に飢えており、musicienも新たな話し相手に加えられようとしている。
③やはりBillは留保抜きで冗談抜きでとてつもなく早口である。たとえば上の会話の太字部分に相当するぐらいのセンテンスを(僕の感覚が正常なら)ものの3秒ほどで言い切ってしまう。言いたいことだけでも分かったことは奇跡としか言いようがない(ちなみに文そのものはまるで「聞き取れ」てはいない。first,I break, second dayといった断片しか記憶にはない)。
④Billのお陰で「会話力」が少しだけ鍛えられてきた。
⑤musicienはこの現状を大変歓迎している。