茂木健一郎『脳と仮想』を入手。かなりいいです。「仮想」と言っているのはいわゆるスキーマ的(またはフレーム的)知識と重なる部分もあるのだろうか、などと思った。基本的にアイデア自体には、何も驚くことはなかったはずだが、「仮想」という言葉のクオリアは「スキーマ」よりも迫ってくるものがあるようにも思う(Cf.musicienのサイト「音楽と言葉」の2004年3月27日のhttp://www014.upp.so-net.ne.jp/klavierlieben/essay.html

それにしても、なぜ、認識その他の問題を論じるときは皆一様に「コップ」を引き合いに出すのだろう?あと、色の認識はなぜ「赤」が好まれるのだろう?別に「スプーン」とか「黒」でもいいだろうに。。。(笑)