こないだの夏期講座で研究室の先輩(ラネカリアン)に「musicienくんは、もう認知言語学はやめ始めた?」と尋ねられてちょっと驚いた。なんでだろう?こないだ研究室紀要に書いた論文が全然認知色がなかったから?
その後「認知言語学」っていう言葉は何を指すのだろう?と自問する羽目に。それに付随して、自分の研究スタンスはカテゴライズのしようがないなとも思った(カテゴライズする必要もないのかもしれないな、というニヒリズムも15パーセントほど)。そうして、最後はいつものようにcognitive-functional semanticsなどと言って自分に向ってお茶を濁すのであった。


それはともかく、またちっさい論文(覚書?)を書く。とある構文の誤用スレスレのマイナー事例をかき集めて、なぜスレスレながらもセーフになったのかを勝手に考える。