今回はもう一人、英語を話せる日本人(以下T)とも一緒だったのだが、CはTの英語は完全にアメリカ英語だと言っていた。僕もTと同じく日本でアメリカ英語に馴染んで10年以上英語を学んできたので、聞いてみた。

「How about mine? Isn't it like American English?」
「No, more like an Aussie style.」
「eeeee.....!」

Cはその根拠として、僕はTと違って「r」で舌を巻かないということを挙げていた。しかし、Aussieっぽいのはそこだけだと信じたい。たとえば僕は決して「change」を「チャインジ」と言ったりはしない・・・たぶん(焦)

(※いや、Aussie英語っぽくても別にいいんですが、もちろん。単に自分の認識と違っていたので驚いたわけです)


ちょっと思ったこと:

Tが僕よりも数倍もきちんとした英語を話していたように感じた。一つには、Tが普段からもっと年齢が上の英語話者と話す機会が多いことがあるだろう。もう一つには、いつのまにか僕自身が、軽い感じの、良い意味でも悪い意味でも「いい加減な」喋り方に馴染んでしまったことがあるだろう。もちろん居酒屋の会話ではこれで十分だが、これができるからと言って、きちんとした場面できちんとした話し方ができることには全くならない。これがどんな言語でも同じであることは誰でも知っている。そしていうまでもなく僕のような立場にあっては、居酒屋で笑いを取れることよりも、きちんとした論文が書けて学会・研究会で適切な議論ができることの方がはるかに重要なことなのだ。自戒を込めて、ここに記す。


・・・こんなことを言ってると、カーディフでお世話になったS崎さんにまた「真面目なんだねぇ」と笑われそうだけれど・笑