ロマンティック・メロディ

ロマンティック・メロディ

最後のIntermezzoが秀逸。二十歳の頃、この演奏に夢中になった。ほどなくしてグレングールドの演奏も聴いたが、あまり感動できなかった。それほどまでに仲道氏の解釈は当時の僕にとって果てしなく魅力的であり、説得力に満ち満ちていた。当然のように、自分でも弾きたいと思うようになった。

25歳ごろ、ついにこの曲を弾きこなすことができた。そしてその後、忘れてしまった。
今、(なぜだか知らないが)またこの曲への情熱が戻りつつあるようだ。帰国したらもう一度弾きなおそう。