ボランティア経済学(youkoseki.comさま)


4年ほどの間、ボランティアサークルなる所に身を置いていたもので、つい気にしてしまう。(とはいっても僕は決して「優秀」なメンバーではなかった)

「ボランティアをやると、理想的な市場経済活動モデルから外れてしまった気がして不安になる。もちろん、そうした善意まで含めたモデルとして経済があるという考え方もできる。」という部分、おもしろい。そんな考え方もあるんだなぁ。経済の面からボランティアを見たことは今まで一度もなかった(他のいかなる事柄も経済の観点から見たことはないというのが実情だからある意味当たり前かもしれないが)


ただ、(極力ニュートラルな言葉を使えば)「心理的な」側面からボランティアを考えたことはあった。
本当の意味での「ボランティア」は活動が本格化した途端に消滅しているような気がした。ありていに言って、ボランティアはある時点からもはや「ボランティア」ではなく、宿命的な自己矛盾を抱え込むという結論に達した。そしておそらくそういう風に考えてしまった人の大半がそうするように、僕はボランティアに力を入れる人生を選ばなかった。