Improbable(邦訳:「数学的にありえない」

年末からちょっとずつ楽しんでいたのが、3分の1を越えたあたりから俄然おもしろくなってきた。
アマゾンで見てみたら、邦訳の方にゲストレビュアーで児玉清が寄稿しているではないか!(笑)
確率論やら量子力学やらがどんどん出てくるけれど、平易に噛み砕いてあって、分かりやすいのが良い。
アマゾンレビューの中で、(おそらくはこの方面の専門知識がおありの方々による)専門的な記述に対する難癖がついているところもあるけれど、「いやいや、所詮はSFなんですから・・・」となだめたくなった(個人的に想像するのは、こういうコンテクストでこういうことを書いてしまう人物に限って「一流」ではないということ)。