ある院生の学会発表の予行。
現実の言語事例に落とし込むことをほとんどしないまま、概念的道具立ての妥当性を検証しようとしていた。

当然の帰結として、聴く側には非常に伝わりにくかった。言語学は実例が命。当たり前のことを忘れてはならぬ(自戒の念も込めて)。