『パリ・コンサート』を再評価してみた。最初はちょっと戸惑ったが、これはこれでかなりの傑作だと気づいた。ただ、他のものに比べて異質すぎるだけなのだ、きっと。


しかし、いずれにせよ個人的には『ウィーン・コンサート』に軍配。
『ケルン・コンサート』の最初のトラックといい、ラストのとてつもない盛り上がりが、何物にも代えがたい魅力だ。
『パリ・コンサート』にはそれが少しばかり足りないように思うのだ。