茂木健一郎『脳の中の人生』を読んでいたら、

「脳は、自己暗示に弱い臓器である。男女の脳には差がある、と暗示されれば、そういうものかと思ってしまう。しかし、実際には、やってみないと潜在能力の限界はわからない」

という一節に出会った。この内容をメタ的に意識しているだけで、自分の可能性は開かれてくるにちがいない。やはり茂木さんの言葉には、学ぶところが多い。「科学者」というレッテルの似合わない「真の科学者」だと思うなぁ。