途中で英語の話になり、K林とH田さんは「勉強したい」と言っていた。K林はまだしも、H田さんは仕事で必要なわけでも何でもないのに、何故かと尋ねると、「好きだから」と。
新鮮な響きだった。近頃は、自分が英語が好きかどうかもあまりかえりみなくなっていたものだから。「それで生きていかないといけないから」という気持ちが支配的になって少し息苦しいときもあったぐらいだから。
・・・で、こんなオチもどうかと思うが、自分が「好き」な外国語はドイツ語だということを再認識した。今や英語はあくまで生活のため、研究のため、人生のため、のものだ。