とうとう10月になった。暑さも去った。暑さが大敵である私にとって、毎年、文字通り「息を吹き返す」のがこの時期である。今日は久々に大阪に帰らず、赴任地で過ごす土曜日であった。そういう意識は特になかったが、気がつけば以下のような「復活の儀式」的行動を取っていた。

(1)研究書を読んだ。
もちろん日常的に少しずつは読んでいた(つもりだ)が、久々に、腰を据えてゆっくりと読んだ。夏はこんなことさえなかなかできない。

(2)コーヒーを入れた。
暑い季節は自宅でホットコーヒーを入れる気にもなれない。飲むとしてもどこかで買ったアイスコーヒーばかりである。夏が終わると、再びこうやって自宅でコーヒーを入れるようになる。毎年のことだ。

(3)CDまとめ聴き
暑いとこんなことさえする気が失せる。ようやくこの行動も取り戻した。今日は坂本龍一へのトリビュートアルバムを2回聴き、Stingのベストを4回聴き、あとは柴田淳のアルバムを1作目から最新作まで一気に通しで聴いた。