FreeTEMPO「Life」を二カ月間もう気が狂うほど繰り返し聴いたので、流石に食傷した。二か月毎日のように聴き続けられたことは凄い。記録かもしれない。柴田淳のアルバムでさえ、インテンシヴに聴くのは発売からせいぜい一カ月ぐらいなのに。

ところでその柴田淳は今年もシングルとアルバムを出すのだろうか。去年の「Love Letter」と「ゴーストライター」があまりに良いので、これを超える(これに劣らない)ものが作れるのか、他人事ながら心配になってしまう。

そう、「ゴーストライター」はファンの間で賛否両論ありそうだけれど、僕は好きだ。全体的に陰鬱な空気が漂っているのがなんとも良い。陰鬱な音楽への偏愛を僕にもたらしたのは、坂本龍一の「Bring them home」だった。


(この解釈は、まあまあそこそこだけど…)


暗い。とにかく暗い。そしてこの暗さがよい。