福翁の「はげしい」勉強法(内田樹の研究室)

某塾で受験生の質問を受けるバイトをしているが、外国語としての英語の学習そのものに一定の面白さを見出している生徒(大抵、よくできる)と、「志望校合格」という「にんじん」を手に入れることだけを念頭に置いて努力している生徒との間には、越えられない壁があるように感じる。「にんじん」は念頭にあっても良いと思うけれど、それ以前に学ぶプロセスそのものにも理屈抜きで熱中できることが肝要である、ということなんだろうな。