昔使っていたDENONのスピーカーを引っ張り出し、今使っている某メーカーのスピーカーと交換したら、綺麗に響く音の幅がかなり広くなった。特に低音の感じがいい。まさに「艶がある」という感じ。

本当はDENON好きだったのが、数年前に当時のDENONが寿命を迎えたとき、「MDの4倍録音機能がついているもの」ということを最優先事項にして今の某メーカーのを買ってからはずっと、いいスピーカーから流れるいい音の感覚を忘れていたような気がする。

そうやっていい音を取り戻したあと、しきりに聴いたのはやはりキース・ジャレット『Radiance』。
特にDisc1の3曲目。死ぬ間際に最後に聴いていたい(あるいは最後に思い返したい)と心底思うのが「Merry Christmas Mr. Lawrence」とこの曲だ。
あるいは自分の人生最高の晴れ舞台(って何かわからないが・・・)が終わったその日の夜に部屋で一人聴きたい曲かもしれない。


「一体、どんなにいい曲なんだ?!」と思われた方、買って聴いてください。絶対に買って損はないです。ピアノに興味なかった人でもきっとピアノに惚れ込みます(笑)

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とか言いつつ、初めてAmazonでキースを調べてみました。一枚のディスクとしては『Radiance』の評価は他の作品に比べてやや劣っているみたいですね。
確かに、僕もDisc1・Disc2共に、何度も何度も聴きたくなるのは半分ぐらいです。